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今月は演奏会が4つあるのですが、そのうちの2つが今日で終わりました。

昨日(土曜日)はチャリティーコンサートでした。シューマンの「女の愛と一生」と日本歌曲の演奏会でした。
チャリティーでしたので、募金を集めたのですが、結構集まったらしくよかったです。
そして演奏のほうはというと、やっぱ日本歌曲のほうが伴奏しやすいかな。
シューマンは弾くだけならいいのですが、やはり言葉の壁がねぇ・・・。
意味はわかってるけど一緒に歌うとなると、しどろもどろになって大変です。
それに加えて音色に気を使うから、大変です。
でもまあ全体的にはよかったのではないかと思います。

そして今日(日曜日)はケルンでフルートとのデュオで教会でのミニコンサートの予定だったのですが、フルートの相方がオーケストラの仕事が入ったとのことで、2週間ほど前にキャンセルしてきたのでした。それで代わりに僕がソロを弾くことに。ちょっと棚ボタでした(苦笑)。というのも来週の日曜日にソロリサイタルが入っており、そこで弾く曲を弾かせてもらったのです。もちろんミニコンサートですので、ショパンの24の前奏曲全曲だけでしたが、それでも35分。日本のリサイタルで1回弾いただけだったので、今回も弾ける機会があり、よかったです。それにしてもこの曲、有名な割にはあまり弾かれてない模様。教会の牧師さんから数日前にメールをもらってその中で、「ショパンの24の前奏曲ですが、これは35分以上かかる曲なんでカットして30分に収めてくださいませんか」
といわれてしまったのです。そしてその次の日に電話でお話をしたときに、自分が35分で演奏しておりますといったら、驚いてましたが、そういうことなら全曲でOKです、ということになったのでした。


そして今日その牧師さんと演奏後に話したのですが、牧師さん曰く

「いやぁ、本当に35分でしたね。それにまあヴィルトゥオーゾなんですね」

とおっしゃられました。

この言葉で「あれ?!」と思ったのですが、やっぱり全曲を知らなかったんですね・・・・。
有名な割には全曲を知らないってよくある話ですね。

とはいうものの、自分の演奏はやっぱり不満足。教会の中ですので、当然残響音がすごい。残響音は優に8秒から10秒はあったと思います。その音の洪水の中でどう音を処理するかと、気を使いながら演奏していたら当然暗譜もころっと忘れる始末。思いっきりあわてました。だけどそこは止まりません。音の洪水に任せてちゃっかりごまかしてしまいました(爆)。それでもたくさんの人に聞いていただけたことは嬉しかったです。

来週の演奏会はがんばります。来週のコンサートは、なんとチケット完売で、そこの村の市長さんもいらっしゃるとのこと。しかも市庁舎コンサートとしては100回目という名誉ある演奏会になりました。といっても僕が演奏をそこで100回もした訳ではありませんが(苦笑)

がんばって弾いてきます。




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kasichuk

Author:kasichuk
ドイツでピアニスト、伴奏者そしてピアノ教師として生活しております。ドイツの生活一般から音楽のことまで綴っています。たまに更新が滞りますが、どうぞ末永くお付き合いください。

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