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オランダのピアニストのみずかさんが今回また書きまくってくれており、
僕も便乗させていただこうかと思いました。
やはりいいたいことも沢山あるので・・・・
皆さんもみずかさんのサイトに飛んでみてみてください。
いろんなテーマについて書いており、とても面白いですよ。


みずかさんのサイトへ飛んでみる


と今回僕もすごく首をたてに振る記事が書いており、
僕も便乗コラポさせていただきました。

みずかしゃん、ありがとう~ね (^^)



今回は僕もプログラムのお話です。


僕は最近は日本に帰ると、必ず演奏会をしております。
日本に帰るには沢山のお金もかかるわけでして、
せめて航空費くらいは稼いで帰りたいなんて
せこいことも考えてるわけでして・・・・。

そしてその演奏会も、このところドイツでも毎年演奏会を開けるようになっており、
それらのプログラムをなるたけ演奏するように勤めているんです。
と言うのも、一つのプログラムで1回の演奏会なんて、
それに対する練習の量を考えても、もったいないから。
せめて同じプログラムで数回は演奏したいですよね。

そして毎回、大分で演奏する時に、こちらもお客の事を考えて、
せめてこれは知ってるかな、と言う事を考えてプログラムを作っている
にもかかわらず、毎回言われる言葉は


「知ってる曲を弾いてよ」


なんです。

数年前のオールショパンのプログラムのときでも同じ言葉が。


はっきりいって


むかつきます。



他の作曲家ならまだ納得するものの、オールショパンで何が不満なの?
と言いたくなりますよね。そして曲は24の前奏曲、英雄ポロネーズ、その他。
これだけの有名な曲を弾いて、それ以上何の有名な曲を弾けっつーの!!!!


ベートーベンの熱情を入れて弾いたら、もっと有名な曲を弾いてくれ。


だーかーらー


何なの?っていいたくなります。
もうエリーゼの為にだけを弾いて、破格ギャラをもらってやるぞ
って気分にもなりますよね。

こちらも考えてプログラムを組んでいるんです。
まさにフランス料理のコースなんです。
それをいとも簡単に上記のような事を言われると、
演奏する気力が萎えちゃうんですよね。

いったい自分はなんなんだろう。

とか、

もう演奏したくない

と言う気分にもなります。



でーもー

僕はこういうのは日本だけかと思っていたのですが、
本場ドイツでもあるんです。


去年の暮れに東日本大震災のチャリティーコンサートで、
30分ほどソロを弾いて欲しいとの依頼が来たのでしたが、
その時に僕は現在自分が持っているプログラムを提案しました。

ここドイツでは、やはりドイツ物を弾くと喜ばれるんです。
だからあえてショパンなどよりも、ブラームスなどを、と思い
ちょうど時期的にも同じプログラムを持っていたこともあり、
そして時間的にもちょうどよいと思い、「ヘンデルの主題による変奏曲」を
提案しました。そうしたら主催者から返ってきた言葉は、

「シューベルトなどありますでしょうか?
ブラームスはこの地方の人には重すぎますから」

と言われました。

そこで自分が持っているプログラムで時間的に間に合うような曲
(2ヶ月しか時間がなかったのです)を提案し、その中にショパンも
入っておりました。そうしたら、


「ショパンですか!いいですね」

と答えが返ってきたのにすごく驚いたのでした。


それではと言うことで、ショパンで準備を固め始めておりました。

ところが、数週間後に主催者から電話があり、

「やはりブラームスにしてくれ」

と連絡があったのでした。


僕としては驚いたものの、持ち曲でも合ったので、了解しました。
その時にいわれた言葉で、カチンと来たのでした。


それはちょうどその時期にブラームスで演奏会をしたのでしたが、
それを主催してくれた方と、チャリティーを主催してくれた方が
お知り合いだったことから、その方から話を聞いたらしく、

「その時にすばらしい演奏をしたと聞いたので、こちらでも演奏してくれ」

と言われたのでした。



なんかねぇ・・・・。確かに自分は無名ですよ。
だけどこんな事を言われたら、なんか空しくなってしまいますよね。


こうやって考えれば、結局お客さんは名前で演奏会を聞きにくるんでしょう。
そして演奏家を知っていれば、来る。もしくはプログラムを知っていれば来る。
そして知り合いから頼まれたから来る、と言うパターンもあるでしょう。

僕はせめて来てくれたお客さんにはその時の演奏会で
幸せな気持ちになってくれるように、もしくは忘れられない演奏会であった
と言われるようにがんばっているんです。

僕ら演奏家は1回の演奏に命を懸けております。
その辺りを解ってもらえれば、僕ら無名の演奏家は救われると思うのですが、

いかがなんでしょうかね?



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kasichuk

Author:kasichuk
ドイツでピアニスト、伴奏者そしてピアノ教師として生活しております。ドイツの生活一般から音楽のことまで綴っています。たまに更新が滞りますが、どうぞ末永くお付き合いください。

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